Amazonは商品の取り扱いの豊富さに加えて商品の到着も早く、Amazonプライム会員なら送料無料で翌日に到着する商品がほとんどです。
とても便利なAmazonですが、お得な還元制度も少ないとも言えます。例えば楽天市場であればSPUというポイントアップ制度があり、上手に利用することで10%程度の還元を簡単に受けることができます。しかし、Amazonはポイントが付かない商品が多いので、クレジットカードで決済してクレジットカードのポイントが貯まる分しか還元されません。
そのようなAmazonですが、実は少しでもお得に購入できる方法がいくつかあります。この記事ではその方法について紹介したいと思います。
目次
年会費無料でもAmazonで2%の還元率のクレジットカード
年会費無料のクレジットカードでもAmazonで還元率2%が可能なものがあります。一番簡単な方法でAmazonのライトユーザーの方にお勧めの方法です
JCB カード W
JCB カード Wはネット入会限定でかつ39歳以下でしか入会できませんが、JCBのokidokiモールを経由してAmazonでお買い物をすれば還元率は2%になります。この方法が一番簡単かつお得にお買い物できます。貯まるポイントはokidokiポイントで1ポイント5円相当のポイントです。
様々なポイントに交換可能ですが、一番おすすめはnanacoポイント。nanacoポイントへの交換は時々開催されるキャンペーンで1ポイント6円相当で交換できるからです。
Amazonのポイントにも交換可能ですが、1ポイント=3.5円相当などのおすすめの交換先ではありません。Amazon利用だけでカードを使うなら次に紹介するカードのほうがおすすめです。
Amazon Mastercardクラシック
Amazon MastercardクラシックはAmazonプライム会員なら還元率2%です。年会費が1,350円ですが、年一回以上の利用で年会費無料なので、実質年会費無料です。
カード利用で貯まるポイントはAmazonポイントになるので、Amazonでそのまま利用できます。Amazonプライム会員で利用頻度もそれなりにあれば、Amazon Mastercardもおすすめです。
ヘビーユーザーなら、チャージタイプのAmazonギフト券をnanaco払いで購入
Amazonギフト券はAmazonの公式サイトで購入可能ですが、AmazonチャージというチャージタイプのAmazonギフト券を現金購入すると、チャージの際に最大2.5%のポイントが上乗せされます。
ポイント付与率はAmazonプライム会員かどうか、とチャージ金額で変わり、最大の2.5%の付与率を出すためには、Amazonプライム会員で90,000円以上を一回のチャージで行うことが必要になります。
支払い方法はコンビニ、ATM、ネットバンキングのいずれかになります。
一回のチャージ額 | 通常会員 | プライム会員 |
5,000円~19,999円 | 0.5% | 1.0% |
20,000円~39,999円 | 1.0% | 1.5% |
40,000円~89,999円 | 1.5% | 2.0% |
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
90,000円のチャージはかなりハードルが高いのでAmazonのヘビーユーザーにおすすめの方法になります。
還元率2.5%だとあまりお得さが出ないのですが、実は還元率を上げる方法が存在します。それは支払い方法をでコンビニを選択して、セブンイレブンで支払う方法です。
セブンイレブンでAmazonチャージの代金を支払う場合は現金か、nanacoでしか支払いができず、クレジットカードは使えません。もちろん金券類の支払いなのでnanacoポイントも付きません。しかしnanacoにチャージするときにポイントのつくクレジットカードを利用すれば、そのポイントを貰うことができます。
nanacoへのチャージで最も還元率が高いカードはリクルートカード。1.2%の還元率ですが、月3万円までの上限があるので利用する際は計画的にチャージする必要があります。またnanacoもチャージ額とセンター預かり分がそれぞれ最大5万円(合わせて最大10万円)しかチャージできないので、それぞれ最大額近くまでチャージする必要があります。
これを併用すれば、1.2% + 2.5% で最大3.7%の還元を受けらながらAmazonギフト券を購入することができます。この方法で厄介なのはnanacoにチャージが必要な点、コンビニに出向かないといけない点です。Amazonで買い物するのにセブンイレブンに行くのは少し面倒ですが、カード払いで最大還元率を狙うならこの方法一択です。
リスクの高い裏技 Amazonギフト券の取引所を利用する(非推奨)
正直、この方法は紹介はしておきますが、おすすめではありません。その理由はそれなりのリスクを伴う方法だからです。Amazonギフト券はネット上の取引所がいくつかあり、そこから購入することができます。はっきり言えば、Amazonギフト券の転売サイトから購入して使うということです。
例えば、amatenのページを見てみると、額面50,000円のAmazonギフト券が46,500円で売られていたりします。この場合、値段は額面の93%です。(90.5%くらいのもっと割安なAmazonギフト券もありますが、後述するリスクが増加します。)
つまり、取引所からAmazonギフト券を購入すれば7%引きで買えるとの同じです。これはほかの方法には太刀打ちできないレベルですが、リスクも伴います。
それはAmazonギフト券が不正に入手されたものである、という可能性があるということです。これはAmazonギフト券をamatenなどの取引所から購入する際には判断できません。
いちおう、すでに利用済みのコードでチャージできなかったものは補償されますが、チャージ後ある程度してから不正に入手したものだと判明して、ポイントチャージが取り消される場合もあります。この場合、購入したAmazonギフト券に対する保証はありません。
決まりとしてチャージしてから30分以内に使えなくなった場合(もしくはチャージできなかった場合)は取引所が補償してくれることになっていますが、それ以降は泣き寝入り一択です。
なので、もし使う場合は、購入→チャージ→全額即利用 とするしかありません。
加えてAmazonから公式に転売サイトからの購入を控える注意が出ています。
Amazonギフト券の細則にも現金化や現金での取引した場合はギフト券が無効になったり、アカウント停止の可能性もゼロではありません。
Amazonから公式に注意喚起が出ており、またAmazonギフト券の細則を見てもNGに近い行為ですから、この方法はお勧めはできません。チャレンジされる方は自己責任でくれぐれもご注意して利用ください。
まとめ
Amazonでのお得なお買い物はいろいろありますが、
①ライトユーザーなら年会費無料でAmazonでの還元率が2%のクレジットカードで決済
②ヘビーユーザーならAmazonギフト券をAmazonで購入してnanaco払い
③リスクをとるならAmazonギフト券取引所を利用
の三つになります。③のAmazonギフト券の取引所はリスクが高いのでおすすめはしませんが、使えばかなりの節約になるのも事実。
Amazonプライムデーやタイムセールなどもうまく利用すれば、もっとお得にお買い物もできます。品揃えと配送の速さにおいて最強のAmazonを節約しながら、上手に使い倒しましょう。
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