遂に楽天PayとモバイルSuicaが連携を開始し、楽天Pay上でモバイルSuicaを利用できるようになりました!
楽天も交通系ICも非常に大きな経済圏を持っていますが、この2つが連携を開始するのはとても凄いことです。
今回は楽天Pay上で利用できるモバイルSuicaについて解説していきます。
楽天Pay上でのモバイルSuicaについて
楽天Payのアプリを開いていただくと、モバイルSuicaのマークが出ています。
ここから楽天PayとモバイルSuicaの利用を開始することが可能です(モバイルSuicaを利用している場合は連携するように誘導されます)。
このサービスを利用できるのは、「おサイフケータイ」の機能が付いたandroid端末のみです。
iOS(iPhone)に関しては、キャンペーン(要エントリー)で「モバイルSuica」アプリまたは「Apple Pay」にて楽天カードでSuicaにチャージすることで、200円につき1ポイントの「楽天ポイント」が付きます。
これにより楽天Pay上でモバイルSuicaが利用可能なり、以下のことができるようになります。
- 楽天Payアプリに登録した楽天カードでのチャージ
- 現金でのチャージ
- 電車での利用
- お買い物での利用
- 電子マネーの残額表示
- 電子マネーの利用履歴表示(前日まで
- タッチでGo!新幹線(東北・上越・北陸新幹線の一部区間の自由席)
電車での利用やお買い物での利用が通常のモバイルSuicaと同様に利用可能になっており、この辺りの使い勝手は同じです。
一方で、楽天PayでのモバイルSuicaは一部使えない機能もあるので注意が必要です。
使えない機能は以下の通り。
- 定期券の購入
- Suicaグリーン券の購入
- エクスプレス予約サービス
- JREポイント・Suicaポケットの受け取り
- ネット決済
- 再発行
- チャージ払い戻し・退会
定期券、Suicaグリーンの購入、エクスプレス予約は利用している方も多いと思いますが、残念ながら楽天PayアプリのSuicaでは利用できません。
楽天PayとモバイルSuica連携のメリット
楽天PayでモバイルSuicaを連携させて使うメリットは、楽天カードでSuicaにチャージできる点があります。
ただし、チャージでのポイント付与は0.5%なので還元率としてはイマイチです。
モバイルSuicaのチャージで高還元率をたたき出せるのはビューカード系(ビューカード、ビックカメラSuica、JALカード Suicaなど)か、エポスゴールドカードです。
これらのカードは最大1.5%のポイント還元が得られます。
ですが、貯まるポイントは楽天カードでほど汎用性が高いポイントではありません。
つまり、楽天Pay上のSuicaを使用するメリットは楽天カードのチャージで0.5%でも楽天ポイントが貯まり、交通系ICへのチャージでも楽天ポイントが貯められる点です。
楽天ポイントは楽天カードの支払いに充当も可能なので、獲得したポイントも簡単に利用できます。
ポイントのチャージは今は出来ない
楽天ポイントでのモバイルSuicaへのチャージは現段階ではできません。
ですが、楽天のプレスリリースでは以下のように書かれています。
今後、さらなるサービスの向上として、「楽天ペイ」アプリ内で「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージもできるようになる予定です。
将来的にはポイントでのチャージも可能になるようなので、楽天ポイント長者になればポイントだけで生活できそうですね。
このようにチャージが可能になれば楽天ポイントの経済圏は非常に広がることが予想できます。
楽天ポイントは最強の共通ポイントになりつつある
楽天ポイントは利用できるお店が多くなっており、使い勝手も良くなっています。
私も陸マイラーでありながら、楽天カードや楽天市場の利用などで楽天ポイントを貯めています。
というのも楽天ポイントは使える範囲が広くてマイルよりも使える場所が多くて、貯めやすいため両方のポイントを効率的に使い分けています。
意外とマイルと楽天ポイントが競合しないので、楽天ポイントもしっかり貯めて利用しています。
他の共通ポイントはここまで使い勝手は良くないので、所々では利用する程度で狙ってポイントを量産するようなことはしてません。
今回、楽天Pay上でSuicaが利用できるようになったことで交通系ICの利用圏内も楽天ポイントを貯めることができるようになり、さらに便利になりました。
今後もポイントによるチャージも可能になるなど、利便性はさらに上がりそうです。
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