Tポイントは多くの店舗で貯まるポイントでTポイントカードなら持っているという方も多いと思います。
Tポイントは加盟店での利用だけでなく、他のポイントへの交換も可能になっていて非常に使いやすいポイントです。
中でもANAのマイルはTポイントからいくつかの方法で交換できるようになっており、1マイル=2円以上の価値があるため、交換先としても非常にお得です。
実はTポイントからANAのマイルへの交換方法によって交換レートが違っており、最大81%まで交換レートを高めることが可能です。
今回はTポイントからANAのマイルへの3通りの交換方法をご紹介したいと思います。
目次
TポイントをANAのマイルに直接交換する 交換レート50%
TポイントはANAのマイルに直接交換することが可能になっています。
500ポイント⇒250マイルの交換で、500ポイント単位での交換となっています。実質2ポイント=1マイルでの交換となっており、あまり効率の良い交換方法でありません。
しかし、この方法はTポイントをすぐにANAのマイルに交換できるというメリットがあります。申し込みからマイルへの移行までも2~3日程度となっており、スピーディーです。
ANAのマイルが至急必要な場合は、おすすめの方法です。
Tポイントを永久不滅ポイントに交換してからANAのマイルにする 交換レート最大70%
Tポイントを別のポイントに交換してからANAのマイルにすると、なんと交換レートがアップします。
しかし、このルートを利用する場合には「JQカードセゾン」というクレジットカードが必要です。
以下で交換ルートを解説します。
Tポイント⇒JRキューポ⇒永久不滅ポイントという手順で交換
永久不滅ポイントまでの交換にJRキューポというポイントを挟みます。JRキューポはJR九州の利用などで貯まるポイントで1ポイント=1円で利用できます。今回はポイント経由地として利用します。
TポイントからJRキューポの交換はTポイント500ポイント⇒JRキューポ500ポイントとなっており、等価で交換可能になっています。この交換には2~4日ほどかかります。
続いてJRキューポから永久不滅ポイントに交換します。この段階で「JQカードセゾン」が必要になります。
永久不滅ポイントはセゾンカードの利用で貯まるポイントです。JQカードセゾンに限らず、セゾンカードなら貯まるポイントですが、JRキューポから永久不滅ポイントに交換できるのはJQカードセゾンだけです。
この交換には1~2日ほどかかります。ポイント交換は1000ポイント⇒200ポイントになっています。一見、ポイント数が目減りしているように見えますが、永久不滅ポイントは1ポイント=5円相当の価値になっており、実質等価での交換になっています。
最後に永久不滅ポイントからANAのマイルに交換します。
永久不滅ポイントからANAのマイルに交換すると60%で交換可能になります。
交換は200ポイント⇒600マイルで200ポイント単位で交換できます。永久不滅ポイントは1ポイント=5円相当の価値なので、60%での交換になります。
交換に要する時間は約3週間となっています移行手数料などはなく、セゾンカード会員用のwebサービスのNetアンサーから申し込むことが可能になっています。
Tポイントから直接交換より時間がかかりますが、交換レートがアップします。
みずほマイレージクラブカード/ANAがあれば、70%に
永久不滅ポイントは通常だとさらに、みずほマイレージクラブカード/ANAがあれば交換レートがさらにアップします。
みずほマイレージクラブカード/ANAでANAのマイルに交換すると、交換は100ポイント⇒350マイルで100ポイント単位で交換できます。永久不滅ポイントは1ポイント=5円相当の価値なので、70%での交換になります。
一方でみずほ銀行の口座開設とカードが必要になるので、やや手続きが面倒ですが、交換レートがアップする点は魅力的です。
Tポイントを東京メトロポイントに交換してからANAのマイルにする 交換レート最大81%
このルートが一番長いですが、一番効率よくANAのマイルに交換することが可能です。
この交換では以下の二つのクレジットカードが必要になります。
- JQカードセゾン
- ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
ルートは上の図の通りで、「Tポイント⇒JRキューポ⇒Gポイント⇒LINEポイント⇒東京メトロポイント⇒ANAマイル」、と長くなっております。
TポイントからJRキューポへの交換は先ほど説明したものと同じ交換です。
次のステップのJRキューポ⇒Gポイントの交換でJQカードセゾンが必要になります。
1,000ポイント単位の交換になっています。ポイント交換は約7日となっていますが、早い場合は数日で完了します。
Gポイント⇒LINEポイントでは手数料に注意
次のGポイント⇒LINEポイントは100ポイント単位で交換可能になっており、交換日数も2~3日とすぐに完了します。
ポイント交換の際に5%の手数料が取られる点には注意が必要です。楽天市場やじゃらんなどの案件利用で手数料分のポイントが全額返ってくるので、うまく利用して実質等価でのポイント交換にしましょう。
LINEポイント⇒東京メトロポイントは交換時間が長い
LINEポイント⇒東京メトロポイント交換は90%で300ポイント⇒270ポイントの交換です。
300ポイント⇒270ポイント、500ポイント⇒450ポイント、1,000ポイント⇒900ポイントの3通りの交換単位から選ぶことが可能です。
交換は約一か月かかります。締め日は15日で翌月の11日頃にメトロポイントに交換が完了します。
なお、締め日を過ぎた16日から月末までに交換申請すると翌々月の11日にポイント交換が完了となるため、注意しましょう。
東京メトロポイント⇒ANAマイルでソラチカカードが必要
そして最終段階の東京メトロポイント⇒ANAのマイルの交換も同じく90%ですが、この段階でソラチカカードが必要です。
ソラチカカードの東京メトロポイントはANAマイルに90%で交換できるようになっており、非常に効率よくANAのマイルに交換することができます。
交換は100ポイント単位でひと月一回のみ交換可能で、一回の交換上限は20,000ポイント(18,000マイル)となっています。
こちらは交換申請した月の翌月5日頃にANAマイルへの交換が完了しますので、月末が近づいてきたら、まとめてANAのマイルに交換しましょう。
期間固定Tポイントは別方法でANAのマイルに交換
Tポイントには、Yahoo!ショッピングなどで貯まる期間固定Tポイントもありますが、こちらは他のポイントへの交換ができないようになっています。
しかし、期間固定Tポイントは別の方法でANAのマイルに交換する方法があります。
詳しくは以下の記事で紹介していますが、ヤフオクに出品されているGポイントなどを購入する方法になります。
マイル以外のポイントにも交換は可能ですが、あまり効率は良くないので期間固定TポイントはLOHACOで利用するか、ANAのマイルに交換するのがお勧めです。
さいごに
ドトールがTポイントからdポイントに切り替えるなど、Tポイントは最近元気のないポイントですが、ウエル活などで利用できる点もあり、まだまだ人気のあるポイントです。
1ポイント=1円でのポイント利用も良いですが、様々な方法でマイルに交換して特典航空券を狙う使い方も検討されてみていかがでしょうか。
大量にANAのマイルを貯める方法も以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
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