JCBカードは利用額に応じでokidokiポイントというポイントの還元があります。
通常、1,000円に対して1ポイントの還元があり、おおよそ1ポイント=5円の価値があります。しかし、ANAのマイルに交換する場合は1ポイント=3マイルでしか交換できず、実質60%での交換になります。
ANA JCBカードであれば、利用額に応じて還元される通常ポイントは10マイルコースに登録しておけば、1ポイント=10マイルで交換できるので、実質還元率は1%となるので、こちらで交換した方がお得です。
しかしANAJCBカードでもボーナスポイントと呼ばれるキャンペーンなどで獲得できるポイントは1ポイント=3マイルでの交換しかできないので、実質60%の交換しかできません。
しかし、交換方法を変えることで実は交換レートを上げる裏技があります。
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)に限り、okidokiポイントをメトロポイントに交換可能です。このため、以下のルートでボーナスポイントを1ポイント=4.5マイルで交換することができます。(通常ポイントは10マイルコースでマイルに交換しましょう)
ソラチカルートを使う
実はokidokiポイントもソラチカルートを通してANAのマイルに交換することが可能です。
ソラチカカードのメトロポイント⇒ANAマイルへの交換サービスを利用したANAのマイルへの交換術です。詳細は以下の記事をご覧ください。
ルートは以下の通り
「JCBカード(okidokiポイント)⇒セシール⇒Gポイント」の部分が重要となる交換ルート。
ソラチカルートではGポイントからANAのマイルに交換するルートが確立されているので、如何にGポイントまで持っていけるかが重要になっています。
1okidokiポイント=3.85マイルで交換可能
上記ルートではGポイントの手数料5%が返ってくる前提で計算すると、1,050ポイントを4050マイルに交換可能なので、1ポイント=3.85マイルでの交換になります。(端数切捨て)
そこから、LINEポイント⇒東京メトロポイントと、東京メトロポイント⇒ANAマイルでそれぞれ90%になるので4,050マイルとなります。
このルートを使えばJCBのプロパーカードのANAのマイルの還元率もアップします。また、ソラチカカードを除くANA JCBカードも還元率が若干ですが、上がります。
ちなみにこの方法を使うことで、ANA JCBカードの入会キャンペーンでもらえるボーナスポイントをANAマイルに効率よくマイルに交換可能です。
このため、ソラチカカードを持っていてもANA JCBカードを発行して入会キャンペーンなどの特典を受けることも可能になっています。
ANA JCBカードのボーナスポイントもこの方法でANAのマイルに交換可能ですが、一点だけ注意があります。それはANA JCBカードは通常ポイントとボーナスポイントが区別されています。通常ポイントは10マイルコースの場合、1ポイント=10マイルで交換できるので、普通に交換した方がお得です。
一方ボーナスポイントは今回紹介した方法で交換すればお得になります。
しかしながら、JCBのポイント移行のルールは有効期限が短い順に通常ポイントとボーナスポイント関係なく使用されていくため、うっかり通常ポイントをこのルートで交換してしまうことがあります。
これを防ぐには通常ポイントを先に10マイルコースでマイルに移行して消化したのちに、ボーナスポイントだけ残して紹介したルートでANAのマイルに交換すればOKです。
交換に時間がかかるのが玉に瑕
直接交換では1ポイント=3マイルでしか交換できないのですが、ルート変更により1ポイント=3.85マイルで交換可能になります。しかしながら、okidokiポイントからANAのマイルにたどり着くまでに時間がかかるのがデメリットです。
直接交換であれば数日中に完了するのですが、今回紹介したルートの場合は最短でも3か月程度の時間がかかります。(タイミングによっては4か月かかります)
さいごに
今回紹介した方法でもソラチカルートが必要になりますが、このルートを通すことで大体のポイント交換で交換比率を上げることができてしまいます。
例えば、以下の記事で紹介している期間固定Tポイントをマイルに変える方法などもそれに当たります。
ソラチカルートは月20,000ポイントまでという上限があるものの、毎月上限までポイントを集めるのもかなり大変です。上手にポイント交換などを取り入れて効率よくマイルを貯めるのがおすすめです。
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