高い炊飯器はその価値に見合った味なのか？　象印 極め炊き NW-AA10 レビュー

日本人であれば普段から食べるお米ですが、お米を炊くための炊飯器は何を使われているでしょうか？

私のお家では、結婚を機に買い替えた炊飯器を使っています。昨年に購入しましたが、そのお値段約54,000円。炊飯器って本当にピンからキリまであって、最下位の機種と最上位の機種で値段が一ケタは違います。でも高い炊飯器は、本当に値段にあった価値があるの？という疑問がありました。

私自身お米が大好き（炭水化物大好き）なので、折角ならいい炊飯器にしてみたい、ということで象印の　極め炊き NW-AA10　という炊飯器を購入しました。高級炊飯器ですが、買ってみてその威力を実感することができました。

象印 極め炊き NW-AA10

各メーカー様々な特徴がありますが、私が購入したのは象印。各メーカーの製品のレビューなどを参考に決めました。決め手は釜がよさそうだったからです。

鉄器コート 極め羽釜　という釜が売りの一つで均一に炊き上げることができるとのこと。圧力IHなので高火力なのも魅力です。

この機種は私が購入したころよりもなぜか値上がりしてるようです。人気機種だったのかもしれません。

象印 炊飯器 圧力IH式 5.5合 鉄器コート極め羽釜 プライムブラウン NW-AA10-TZ

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普通に炊いて、とても美味しい

まず、通常モードで炊いてみましたが美味しいです。お米の旨味をしっかりと感じることができます。また、ややもっちり、ややしゃっきり、など硬さも調整可能なので、お好みの硬さでどうぞ。

もっちりを選択しても水っぽくないのに、もっちりとした触感になっていますし、お米一粒がちゃんと分離するのが不思議です。

安い炊飯器だと柔らかめに炊くと、べちゃっとなるのですが、それがありません。お米一粒一粒しっかりと旨味があり、お米を味を堪能できます。

我が家炊きモードで炊いて、好みの触感に近づけていくことも可能ですが、我が家は妻のその日の気分で硬さを決めているようです。

特急モードでも美味しい

30分あれば炊き上がるので、急いでるときは便利です。味も通常モードとほとんど同じです。ただし、少し保温時の味の落ち方が早いように感じます。

炊き込みご飯だともっと美味しい

冒頭の写真は炊き込みご飯を炊いた時のものですが、とっても美味しく炊けます。しかも、おこげモードを利用することで大量のおこげも実現可能！

わざとらしいぐらいに釜の壁面におこげができます。（笑）

もちろん私が炊いたのではなく、妻が炊きました。いつも美味しいご飯を作ってくれる妻には感謝しかありません。

この炊き込みご飯、妻の好みでかなりの量の具を入れたみたいなのですが、きちんと炊けていました。具が多いと熱の伝わり方が変わるのか、うまく炊けないことがあるようで、安い炊飯器を使っていた時に妻が炊けていなくて凹んでいました。。。

でも、この炊飯器ではそんなこと関係なくしっかりと炊きあげられていたので、そんな心配はありません。

保温時間が長い

保温時間は圧巻の40時間ですが、さすがに40時間後は炊き立ての時よりも味が落ちます。それでも十分美味しいレベルで、保温機能がアップして妻はとても喜んでいます。

保温機能がしょぼいものだと、すぐにお米がカチカチになるので、炊くたびにお米を冷凍保存する必要がありました。

しかし、これに変わってからは、夜ご飯用に炊けば、翌日の夜と、翌々日のお昼くらいまでは保温で行けるので、食べ切ってしまえば、冷凍の必要もありません。

釜は重いですが、お手入れは簡単

高い炊飯器はどうしても釜が重くなってしまうのが玉に瑕。この炊飯器だと釜は約1.4kg。また、炊飯自体の重量もかなりあります。

ですが、お手入れが楽なのは非常にポイントが高いです。炊飯後に洗和ないといけない物は釜と内蓋２つだけなので、お手入れも楽々です。

隠されたデメリット

実はこの炊飯器には隠されたデメリットがあります。それは、、、

美味しすぎて、ご飯を食べすぎてしまうということ、です！

３合炊いて私だけで食べたことがあったのですが、２回の食事で全部食べ切ったときは食べ過ぎと妻から怒られました。確かに一回の食事で1.5合のペースはさすがに食べ過ぎですね。。。

ご飯好きには良い炊飯器であることは間違いありませんが、食べ過ぎには注意しましょう。

最後に

初めて買った高級炊飯器ですが、非常に満足しております。しっかりと働いてもらっているので、元は取れたと感じています。象印はこれ以外にもいろいろ機種があるので、予算に合った炊飯器をご検討ください。

今だと、2017年モデルの 象印 極め炊きNW-AB10 の方が安いようです。

以上、象印 極め炊き NW-AA10 のレビューでした。