JALでは少ないマイルで旅行が楽しめるような制度として「どこかにマイル」というサービスを行っています。
通常、JALの国内線の特典航空券を発券するためには往復12,000マイル以上が必要です。
また、東京ー沖縄、東京ー札幌などの区間では往復15,000マイル、東京ー石垣の場合だと往復20,000マイルも必要になります。
ですが、「どこかにマイル」を利用すれば往復6,000マイルで特典航空券が取れます。
ただし、「どこかにマイル」から申し込むと行先の候補地が4つ表示され、申し込みが完了後3日以内に、4つの候補地からランダムに行き先が決定されます。
行く場所は分からないけれども、少ないマイルで旅行を楽しめる、面白い仕組みです。
この「どこかにマイル」で新しいキャンペーンが始まっています。
それは2,000マイルを追加で支払うと候補地を1つ減らして3つにできるというものです。
使い方によっては良いキャンペーンなので、この記事で紹介していきます。
目次
どこかにマイル 3択サービスキャンペーンについて
「どこかにマイル」のサービス開始から3周年記念のキャンペーンとなっています。
このキャンペーンでは対象期間中に「どこかにマイル」を申し込む際に、追加で2,000マイルを支払うと、表示されている4つの行き先の候補地から、1つの行先を外して、3つの行き先の候補地にすることができます。
キャンペーンの対象期間は2019年11月12日(火)~2020年3月31日(火)まで(申し込み日で)となっています。
本キャンペーンは通常どおり、どこかにマイルを申し込めばOKです。
どこかにマイルを申し込むと、以下のように4つの候補地の下に追加で2,000マイルを支払って候補を除外するかの項目が出てきます。
除外したい場合は「同意する」にチェックを入れて除外する行き先を選択すればOKです。
4つの候補地が表示された後に、行きたくない候補地を1つ除外できるようになっています。
ここでミソになるのが、表示された4択の中から外したい候補地を外せる点です。これが結構便利な仕組みになっています。
どこかにマイルはある程度候補地を狙える
どこかにマイルで重要なのは、ある程度狙って行き先を表示させることが可能な点です。(ただし、どこかにマイルの出発地は東京(羽田)と大阪(伊丹・関空)しか選べません。)
どこかにマイルを私自身は利用したことがまだありませんが、MOZUさんの記事が非常に参考になります。
この記事を見れば分かる通り、往路・復路それぞれの選択した時間帯に特典航空券に空きがあればランダムに行き先が4つ表示されるということです。
MOZUさんの記事では事前に空席のある便を調べて、沖縄、石垣を同時に表示させています。
理論上、特典航空券に空席があれば、沖縄・石垣・宮古の3つも表示可能なはずです。
キャンペーンでランダムに選ばれた4つの候補から任意の1つを外せる価値について
前述のとおり、どこかにマイルの仕組みからいえば、表示させる行き先をある程度狙うことができます。
一方で行き先の候補地は、東京発の場合はなんと34空港もあります。このため、単純に34空港から任意の4つの空港の組み合わせを考えると約46,000通りにもなります。
4つの行きたい候補地があっても、その1通りをピンポイントで狙うのは46,000分の1であり、確率的に非常に厳しいというのが現実です。
ですが、4つ表示されたうちから1つ除外して良い場合(=キャンペーンを利用する場合)は話が変わります。つまり、3つが行きたい候補地になっていればよいのです。
その場合の計算は少しややこしいですが、行きたい候補地が3つ表示される確率は1500分の1になります。
候補地の組み合わせを変えられるのは1日100回ですが、やっていればいつか出そうなレベルです。
また、行きたい候補地が多ければ、確率的にもっと有利になります。
このように、任意の候補を一つ外せる価値はかなり大きく、2,000マイルを払う価値は出てくると思います。
まったく行きたくない候補が一つだけ入った際に保険としても使える
4つの候補が表示されて、3つはかなり良い場所、残り1つはまったく興味なし、という候補が出た場合、どこかにマイルの悩みどころです。
自分の強運を信じて申し込むか、自分のクズ運を信じて再度候補を変えるか。
ですが、キャンペーンがあれば2,000マイルを追加で支払うことでクズ運を引かずに済みます。
特に上述の通り、確率的に厳しいところを狙っている場合は、このキャンペーンの出番と言えます。
元々、往復12,000~20,000マイル必要なところがキャンペーンを利用しても8,000マイルで済みますので、悪くないと思います。
特に、12,000マイルの区間が1つ、15,000マイルの区間が3つのような候補地が出た場合は、利用してみるのも面白そうです。(期待値からいえば、キャンペーンを利用する方が損ですが、試行回数が少ないものに対して期待値を考慮しても、あまり意味はありません。)
まとめ
JALの「どこかにマイル」でキャンペーンを実施中です。
2,000マイルを追加して支払うことで、「どこかにマイル」の4つの行き先の候補地を1つ外せるというユニークなキャンペーンになっています。
どこかでマイル自体が少ないマイルで国内線の往復の特典航空券が取れる面白い仕組みですが、それにさらにユニークなキャンペーンでプロモーションしてきています。
JALマイルが少なくても、国内旅行を楽しめる制度となっていますので、キャンペーンと合わせて「どこかにマイル」をご利用されてみてはいかがでしょうか。
コメントを残す