新名神高速道路(新名神)の新四日市JCT~亀山西JCT間が本日2019年3月17日16時に開通します。今回開通するこの区間を並走する東名阪自動車道(東名阪)は渋滞の名所として有名でした。
上りは四日市IC~鈴鹿IC~亀山JCTまでにかけての区間が、下りは四日市IC~鈴鹿IC間を先頭に四日市JCTまでの区間が、慢性的に渋滞していました。
以下の記事でこの区間の渋滞回避の裏技も紹介していましたが、今回開通する区間によってそれも必要なくなりそうです。
それでは、今回開通する新名神高速道路の区間について紹介したいと思います。
目次
新四日市JCT~亀山西JCT開通で交通量が分散して渋滞解消へ
東名阪に交通量が集中していた、という状態が解消に向かいます。今回、開通する区間がこちらです。(※「今回開通した区間⇔亀山西JCT⇔新名神伊勢方面」 のJCTはできていないのでご注意ください。)
(NEXCO中日本HPより引用)
東名阪上りは新名神高速や伊勢道、名阪国道から入流する車がすべて集中する区間。そして東名阪下りも伊勢湾岸道や名古屋高速から西へ向かう車が通る区間でした。
特に問題だったのが二車線区間の存在です。東名阪上り、下りいずれも鈴鹿IC~亀山JCTの区間は二車線なので、この区間がボトルネックとなり渋滞していました。
(Googleストリートビューより 東名阪 亀山JCT~鈴鹿IC 車線減少区間)
元々は名古屋高速~東名阪~名阪国道~西名阪というルートの一部だったのですが、伊勢湾岸道、伊勢道、新名神と次々に新しい高速道路が開通し、交通量も激増した結果、慢性的な渋滞が発生する状態になったのです。
しかし新名神のこの区間が開通することにより、東西を結ぶルートが二つになりました。新名神から伊勢湾岸が直通することになり、東名阪の交通量が大きく軽減されることになります。
これにより東名阪と新名神高速道路が完全に住み分け可能となり、交通量が分散、渋滞が大幅に解消する見込みになっています。
お盆・お正月・大型連休だと渋滞する可能性も
かなりの改善効果があるとはいえ、長期連休などの際は交通量が激増するため、渋滞する可能性はありそうです。特に四日市JCTや亀山西JCTは合流地点になるので特に注意が必要になりそうなので、ご紹介しておきます。
四日市JCTを先頭とする渋滞(上り、下りのどちらも)
上り方面は新名神と東名阪から四日市JCTを経由して伊勢湾岸道に流入する車が増加、下り方面は東名阪と伊勢湾岸道から四日市JCTを経由して新名神に流れ込む車が増加するため、四日市JCTを先頭に渋滞する恐れがあります。
四日市JCTはどのルートを通るにしても通過する地点なので慢性的に流れが悪い状態が発生する可能性はあります。
下り方面 土山SA付近を先頭とする渋滞
新名神高速道路は亀山西で合流することになりますが、合流地点は3車線なのですが、少し先の土山SAの先で二車線になります。
交通量が多い時期は東名阪側から来た車と新名神側から来た車が合流後にさらに車線減少というダブルパンチなので、渋滞する可能性があります。
こちらの区間は新名神に流入する車の量が多いときだけに発生すると思われるので、交通量の非常に多い大型連休などは渋滞が発生する可能性はありますが、これまでの東名阪の渋滞よりは大幅に緩和されていると思います。
開通する時間帯は渋滞するかも
新名神高速道路 新四日市JCT~亀山西JCT開通は本日2019年3月17日16時ですが、開通直後に走行したいという人もいるため、若干交通量が増える可能性があります。
しかも、日曜日の夕方という上りの亀山JCT付近が渋滞しやすい時間帯に開通するため、この時間帯は避けて通る方が無難です。
本日3月17日に、大阪方面から名古屋方面に帰ってくる方は注意しましょう。
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