JCBからお知らせが届いていました。
2019年春 「支払い名人」が新サービスに生まれ変わります
と裏面に書いており(表側は宛名のみ)、リボ払いの宣伝だろうと思っていたのでしっかり読んでいなかったのですが、よく読むと良さそうなニュースが書かれていました。ちなみに支払い名人とは、JCBで行っているリボ払い制度の名称です。VISAで言うマイペイすリボに相当する制度です。
これまでJCBの年会費は10,000円+税で、年会費の割引制度はありませんでした。しかし支払い名人から新サービスに移行後はリボ払いに登録し、年一回以上の利用でゴールドカードの場合は5,000円のキャッシュバックが貰えるようです(一般カードは1,350円、プラチナ以上のカードや年会費無料のカードは優遇なし)。つまり、年会費が実質半額になります。さらに、リボ払い手数料の発生した月はokidokiポイントが2倍になる優遇もあるようです。
一方でショッピングリボ払いの手数料の初回手数料無料の優遇がなくなるため、リボ払いの設定金額以上の利用があった場合は、最初の引き落としから手数料が発生するようになると思われます。また新サービスへの移行時、もともとリボ払いのない人は残高スライドコースに自動的に移行するようですが、その後定額コースに変更できるのかが、もしくは繰り上げ返済が可能なのかが、気になるところです。もしできない場合はリボ払いの手数料を取られることになってしまうので、あまりお得な制度ではないかもしれません。詳細内容の案内は今年10月に来るようなので、そこで確認したいと思います。
今回のJCBの支払い名人のリニューアルですが、、、三井住友VISA ゴールドカードではマイペイすリボ登録で年会費が半額になり、かつリボ払いの金利手数料が発生する時はポイントが2倍になる制度がありますので、おそらく三井住友VISAカードを意識した制度変更だと思います。
確かに三井住友VISAゴールドカードの方が年会費が安くできるので、単にゴールドカードが欲しい場合には三井住友の方がメリットがあるように思います。
と言いつつ、私はJCBのゴールド所持しており、月10万以上のペースで決済をしています。もちろん目的はJCB THE CLASSです。JCB THE CLASSはJCBプロパーカードで最も上位のカードでブラックカードと言われる部類に属します(人によってはプラチナだという人もいますが、昨年にJCB プラチナができたので、JCB THE CLASS位置づけとしてはブラックカードであると思います)。JCB THE CLASSは通常インビテーションでしか発行できないカードであり、インビテーションを受けるにはJCBゴールド以上を保有してJCBでの優良なクレヒスが必要です。具体的には年100万円以上の決済を2年以上して、JCBゴールドザプレミアのインビテーションを受けてさらにそこから年100万円以上の決済が数年程度でJCB THE CLASSのインビテーションが届くと言われています。
JCB THE CLASSの取得を考えている方にとっては、ゴールドカードの間の年会費を抑えられるのであれば、かなり朗報ではないでしょうか。またJCBゴールドはオンライン入会の場合(ネット経由で申し込めば)、初年度の年会費が無料になります。
JCBのオンライン入会の審査の速さは凄まじく、私の場合は15分で審査通過の連絡が来ました。最短の場合、翌日にカードが来るようです。
JCBゴールドは国内空港のカードラウンジ利用可、旅行保険類など基本的なゴールドカードのサービスは付帯しており、家族カードも一枚まで無料で発行できます。ポイント還元率が0.5%とやや悪いですが、カード保有者向けのキャンペーンを積極的に行っており、還元率の悪さはカバーできている印象です。カード券面もゴールドにしては落ち着いたデザインなので、個人的には気に入っているカードです。
JCBのゴールドカードの唯一の欠点ともいえる年会費の高さが今後解消されるかもしれないので、今後の情報に期待したいところです。皆様もJCBカードの興味があれば、発行されてみてはいかがでしょうか。
以上、JCB支払い名人のリニューアルのお知らせとカードの紹介でした。
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