Kyashの還元率が2%から1%に改悪！ 10/1から　今後のKyashのポイント還元についても解説します

非常にお得だったKyashが10月1日から制度変更になります。

KyashはVISAもしくはMasterCardを登録することで利用可能なプリペイド式のVISAカード。利用額の2%のキャッシュバックがあり、非常に人気のあるカードとなっています。

このKyashがこのたび、2%キャッシュバックから制度変更を行うという発表がありました。

具体的には2%のキャッシュバックから0.5%～1%のポイント還元になるというものです。

以下、詳細を解説していきます。

Kyashからの発表はKyashポイントがスタートという発表だが…

Kyashからの発表は2019年10月1日から、ポイントプログラム「Kyashポイント」がスタートするというものです。

Kyashにはリアルカードと、バーチャルカードの二つがありますが、リアルカードを持っている人は1%、バーチャルカードのみ所有の方は0.5%のポイントがリアルタイムで付与されるようになります。

なお、QUICPayでの決済はKyashポイント還元の対象外となるので、注意が必要です。

10月1日以降はKyashのリアルカードの方が還元率が良いため、バーチャルカード発行のみの方もリアルカードも発行（有効化）して利用した方がお得になります。

付与されるKyashポイントについては発表の中で以下のように記載されています。

■ Kyashポイントの特徴
● リアルカードで決済すると100円につき1ポイント！
・ オンラインでも実店舗でも1%還元のVisaカード
● リアルタイムでポイントが貯まる！
・ 決済すると即時にポイントが付与されます
・ 売上確定と同時にポイントが確定されます
● 1ポイントからすぐに使える！
・ 1ポイント＝1円でKyash残高にチャージできます
・ チャージした残高はすぐに全国のVisa加盟店でのお買い物や送金に使えます

リアルタイムでポイントが貯まる点は良いですが、Kyash残高にチャージできる以外の点にはあまり言及されていないので、これまでのキャッシュバックとあまり変わらないように思えます。

そして、この発表の中ではKyashポイントがスタートすることよりも重大なことが書かれています。

これまで提供してきた2%キャッシュバックは9月30日で終了

Kyashポイントがスタートすると同時にこれまで実施してきた2%のキャッシュバックは2019年9月30日で終了となります。Kyashポイントがスタートするよりこちらの内容の方が重要です。

つまり、これまでは2%キャッシュバックだったのが、実質1%の還元へ変更になるということです。

Kyashからの発表記事の内容を抜粋すると以下の通り。

■ Kyashポイント開始に伴う変更点

Kyashポイントの開始に伴い、これまで提供してまいりました「2%キャッシュバック」は2019年9月30日をもちまして終了させていただきます。
● 9月30日23:59までの決済：決済金額の2%を10月末にキャッシュバック（売上未確定の場合11月末、12月末にキャッシュバック）
● 10月1日00:00以降の決済：決済金額の1%または0.5%（一部対象外取引あり*）を即時ポイント付与

なお、Kyashを利用しても10月1日から始まるキャッシュレス・消費者還元事業（増税に伴うキャッシュレスでポイント還元してくれる国の制度）でのポイント還元の対象です。

Kyashをキャッシュレス・消費者還元事業対象の加盟店舗で利用すればKyashポイントに加えて消費者還元ポイントも貰えます。

（表はKyashの発表ページより抜粋）

こちらはキャッシュレスであれば、基本的に適用されるので、Kyashにこだわる必要がありませんが、Kyashでも消費者還元ポイントがきっり貰えます。

1%に改悪でもKyashの利用価値は高い

2%キャッシュバックから1%ポイント還元に変更されるKyashですが、それでも非常にお得なカードです。

例えば、楽天カードに紐づけてKyashを利用すれば、1%の楽天ポイントと1%のKyashポイントを二重取りして、実質2%の還元が貰えるわけです（9月30日までは3%）。

通常のクレジットカードで2%の還元のものはないといっても良いレベルですが、上記のようにKyashを利用すればVISAが使えるほとんどのお店で2%の還元が貰えます。

そう考えるとKyashの還元率が2%から1%に改悪されたとしても十分に利用価値があります。

私も現在エポスゴールドカードに紐づけてKyashを利用していますが、1%の還元は常に上乗せされることを考えると今後も利用は続けます。

ただ、この1%のポイント還元もいつまで続くか少し不安なところはあるので、消費増税に合わせてお得なうちに利用しておくことをおすすめします。