ヤフーカードはnanacoへのチャージでもチャージ額の0.5%のポイントが付与される数少ないクレジットカードです。
また、PayPayへのチャージも唯一対応しているクレジットカードであり、チャージでもポイント還元率が1%ある貴重なカードになっていました。
しかし、2020年2月からPayPay、nanacoのチャージ分はポイント還元されないことが発表されました。
今回の改悪の解説と対応策について紹介します。
目次
ヤフーカードの最大の改悪点はPayPayのチャージでポイント還元がなくなる点
今回のヤフーカードの改悪の最大の問題点はPayPayのチャージでポイント付与がなくなる点です。(nanacoのチャージは月3万の上限はありますが、リクルートカードならチャージでポイント付与されます。)
これまでは、ヤフーカードからのチャージ分の1%とPayPay残高での支払いによる1.5%の還元で、計2.5%の還元率をたたき出せました。
ですが、改悪される2020年2月以降はヤフーカードのチャージでポイント付与はなくなるので、PayPay残高での支払いによる1.5%のみの還元になります。
キャンペーンなどの適用がない通常の支払いで2.5%という高還元を実現できていた「ヤフーカード×PayPay」という組み合わせがなくなり、大きな改悪になっています。
改悪によってPayPay還元率を維持できるのはソフトバンク・ワイモバイルユーザーのみ
上述したPayPayの2.5%還元はヤフーカード経由では実現できなくなりますが、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーのみは抜け道があります。
それは、ソフトバンクまとめて支払いでPayPayのチャージが可能だからです。
これを利用すればPayPayのチャージ分の支払いを携帯料金と一括して支払えるので、還元率1%のカードで携帯料金を支払えばPayPay支払いで実質2.5%を達成可能です。
Kyashも改悪で基本還元率を上げる手段はほとんどない
PayPay以外の高還元の決済方法が他にもあるかと言われると、ほとんどないと言って状態になっています。
Kyashも2020年4月から改悪が決定していますが、発行手数料900円に目を瞑れば、高還元クレジットカードを組み合わせて2%~2.5%の還元率を達成できそうです。
キャンペーン以外では非常に有効な決済方法の還元率が徐々に切り下げされている印象です。
対応策はキャンペーンを乗り換えつつ、お得に決済していくこと
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは今回の改悪は乗り切れそうですが、私のようなMVMOを利用している方はダメージが大きめです。
基本還元率が良い決済方法が減っているので、やはり還元率の良いキャンペーンをうまく組み合わせて乗り切っていくのが良さそうです。
12月27日までなら、三井住友VISAカードの新規発行キャンペーンで20%還元が受けられます。
また、イオンカードセレクトも最大+14%還元の新規発行キャンペーンをやっています(こちらは2020年2月29日まで)。
いずれも新規発行のみが対象ですが、還元率の高い決済方法を入手できる点では非常にメリットが大きいです。
キャッシュレス化推進の後押しもあって、様々な決済方法でキャンペーンが展開されているので上手に活用することが節約の近道になりそうです。
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