SPGアメックスの無料宿泊特典を利用して「HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション&スパ」(ホテル ザ 三井京都)に宿泊してきました。
2020年11月3日に開業したばかりですが、とても素敵なホテルでした。
この記事では食事やホテルの雰囲気、アクティビティーについて紹介します。
目次
HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション&スパについて
HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション&スパは2020年11月3日に開業したホテルです。
三井不動産のホテルですが、マリオットと提携して「ラグジュアリーコレクション」のブランドにもなており、三井とマリオットのダブルブランドのホテルとなっています。
三井不動産初のフラッグシップホテルというで最高級ラグジュアリーホテルという位置づけとなっているようです。
マリオット系列のホテルで、カテゴリー7となっています。
オフピークなら50,000ポイントで宿泊可能で、SPGアメックスの無料宿泊特典も利用できます。
一泊10万程度の日程が多いですが、カテゴリー7となっているのでポイント宿泊は非常にお得な状態になっています。(2021年にはカテゴリー8に変更されそうな気もします。)
HOTEL THE MITSUI KYOTOの立地は二条城の隣で、アクセスも悪くありません。
電車だと京都市営地下鉄東西線「二条城前」の2番出口から出て徒歩3分です。
駐車場は1泊4,000円となっています。
車だと名神高速の京都東ICか京都南ICから降りて30分程度かかります。
京都東ICからの方が京都の町中を走る区間が短くて少し楽だと思います。
チェックインはロビーで
チェックインはロビーに案内されて手続きしました。
ロビーは開放感があり、中庭の景色も非常に良いです。
京都の建物は高さ制限があるので、天井の高さも抑えざるを得ないのですが、天井の高低差を使用したり、中庭の景色をうまく取り入れることで開放感を上手に演出しています。
チェックインの際はそれなりに混雑していました(写真は翌朝に撮影したものです)が、待っている間は座っていられるし、お茶も出していただいたの快適そのものでした。
マリオットのプラチナ会員の特典
今回の宿泊では、マリオットのプラチナ会員として宿泊しました。
プラチナ会員の特典として、アーリーチェックインとレイトチェックアウトがあります。
しかし、今回はホテルが非常に混雑していたようでどちらも不可とのことでした。
これらのサービスはホテルの空室状況によるので、このようなこともあります。
また、マリオットのプラチナ会員にはその他の特典もあり、HOTEL THE MITSUI KYOTOでは以下の選択式となっていました。
・朝食
・1000ポイント
朝食か1000ポイントからの選択式ですが、今回はポイント宿泊で朝食なしのプランだったので朝食を選びました。
朝食のお値段は4,800円で2人で宿泊したので実質9600円分の特典ということになり、朝食を選んだ方が圧倒的にお得です。
プラチナ会員ではお部屋のアップグレードの特典もありますが、次で紹介します。
宿泊したお部屋:プレミアルーム
今回、予約したお部屋はデラックスルームです。
プラチナ特典でお部屋の空き状況次第でアップグレードがあります。
今回アップグレードされたかどうか、詳細な説明はありませんでしたが、アプリの部屋情報とHPのお部屋の図面を見るとプレミアルームにアップグレードされていました。
和モダンなお部屋の作りになっており、おしゃれ&快適なお部屋です。
デスクも木製で趣があります。
水回りのスペースも広く、ストレスフリー。
特にお風呂が広いです。
いままで宿泊したホテルの中で一番広いかもしれません。
素晴らしいのは頭を置ける枕があるところです。(浴槽の奥に置いてある白いタオルのように見えるやつです)
これがあるだけで大違いで、体をゆったり伸ばしてお風呂に入れました。
サーマルスプリングという温泉もありますが、お部屋のお風呂も非常に良いです。
アメニティ
タオルは洗面台の下にあります。
寝間着は上下セパレートタイプ。ターンダウン後にはベッドの上に出してくれています。
トイレ
サーマルスプリング
HOTEL THE MITSUI KYOTOにはサーマルスプリングという温泉施設が地下1階にあります。
水着を着て入るスタイルの温泉で温度は38℃とぬるーい温度になっています。
中の様子は撮影できないので公式HPをご参考にイメージを膨らませてください。
コロナの関係で入場者数を絞っているそうで、チェックインの際に事前にお部屋から電話で混雑状況を確認してから行くように説明されました。
夜の時間帯は混雑しているとのことだったので、16:00頃に行きました。
無料で湯あみ着の貸し出しがありますので、水着は持ってきていなくても利用可能です。
湯あみ着は地下一階のサーマルスプリングのレセプションで借りることができます。
サーマルスプリングの温度設定が38℃程度ということもあって、長時間入っていられます。
しかも周囲にはタオルや水が置いてあり、くつろげるスペースもあるのでついつい長居してしまいそうです。
入っている間はそんなに体が温まったと感じないのですが、お風呂から出ると体がぽかぽかになっていました。
茶居で抹茶がいただける「午後のお愉しみ ~お抹茶のふるまい」
HOTEL THE MITSUI KYOTOでは、エクスペリエンスという名前で京都の文化や歴史や自然を楽しめるアクティビティのコースが用意されています。
その一つに「午後のお愉しみ ~お抹茶のふるまい」というのを体験してきました。
こちらは無料で参加できるアクティビティです。
アクティビティは枠が限られているので事前に予約必須です。
宿泊が決まったらお目当てのアクティビティが予約しておきましょう。
以下、ホテル公式HPのアクティビティの説明から引用です。
HOTEL THE MITSUI KYOTO自慢の茶居は、茶聖・千利休を祖とする三千家の一つである武者小路千家家元後嗣・千宗屋(せん・そくおく)氏にご監修いただいております。
武者小路千家の茶道家の先生より手ほどきを受けたアンバサダーが、茶居にて立礼式のお点前をご披露します。
長旅のおつかれを癒しに、観光の思い出を語らいに、素敵な午後のひとときをお過ごしください。
ということで、ホテル1階にある茶居でお抹茶がいただきました。
とても美味しいお抹茶とお菓子をいただけました。
抹茶を飲む機会はそうそうないので、非常にうれしいサービス・アクティビティでした。
FORNIのディナー
晩御飯はホテル内のレストラン「FORNI」でいただきました。
FORNIのディナーはコースか、アラカルトでの注文です。
今回は4品-8,800円(税・サ別)のコースにしました。
店内の雰囲気はとてもよく、デートや記念日などの利用にも適したお店だと思います。
4品のコースは、前菜、パスタ or ピザ、メイン、デザートとなっており、いずれもアラカルトから選ぶ方式です。
単にアラカルト4品頼むよりもお得なので、ピザとメインだけでOKという場合が以外はコースの方がオススメです。
食前のお愉しみ
前菜 マルドンスモークソルト薫る鴨胸肉とフォアグラ リベスソースとパネットーネ
パン
ピザ プロシュット モッツァレラ ミニトマト 生ハム ルッコラ グラナパダーノ
薪釜で焼いたオマール海老 野菜とビスクソース
トルタ ディ ペーラ マスカルポーネクリーム
コーヒー
4品だと物足りないかも?と思いましたが、デザートまで食べるとお腹いっぱいになっていました。
FORNIでは2020年12月末までのレストラン&バー特典が適用されており、プラチナ会員だと30%の割引特典が利用できました。
8,800円のコースを注文してワインなどの飲み物を注文して約3万円の支払いとなりましたが、そこから30%OFFで約21,000円となりました。
消費税とサービス料がかかるので、コース料金の見た目に反してかなりのお値段になりますが、プラチナ特典の30%OFFがあると非常にお得です。
ターンダウンサービス
HOTEL THE MITSUI KYOTOではターンダウンサービスもあります。
お食事から帰ってきたらターンダウン終わっていました。
枕元のサイドテーブルには水が置いてありました。
あと片方にはフェイスパックもありました。
ベットには寝間着も出してあるので、後はお風呂に入って寝るだけです。
朝のホテル散策
翌朝、朝ごはんの前にホテル内を散策してきました。
中庭もきれいですし、建物の内装・調度品も趣があり、見て回っても飽きません。
朝食は都季で和食をいただきました
朝食は混雑のため、洋食はFORNIで提供、和食は都季で提供となっていました。
洋食にするか和食にするか、非常に迷いましたが、今回は和食を選択しました。
朝7時過ぎに行ったときは数組しかいませんでしたが、7時30分を過ぎたあたりから人がかなり増えました。
やはり朝食は早めに行った方が混雑を回避できそうです。
どれも美味しかったので、私の貧弱な語彙力では表現が難しいですが、鮭の西京焼きは非常に美味しかったです。(味付けのバランスが非常に良かった)
帝国ホテル大阪でなだ万の朝食を頂いたことがありますが、それよりもクオリティーが高いように感じました。
ご飯とお味噌汁はお代わり可能だったので、お腹いっぱいに食べることもできます。
ウェルネス呼吸法
朝食のあと、8時からはアクティビティーの「ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝」を楽しみました。
だいたい45分程度で終わります。
四季の間がある建物で呼吸法について体験できるアクティビティになっています。
以下、ホテル公式HPのアクティビティの説明から引用です。
「四季の間」の縁側で朝陽を体いっぱいに浴びながら、ウェルネス呼吸法で爽やかに一日をスタートするフリープログラムです。初心者の方にも、ゆっくり丁寧に指導いたします。街なかにいることを忘れるようなHOTEL THE MITSUI KYOTO自慢の美しい庭園を前に、季節ごとに鳥のさえずりや若葉の香り、頬を撫でる風が感じられます。
公式HPの説明では縁側でやることになっていますが、寒い時期は建物の中で楽しむスタイルになっていました。
ヨガマット的なものと座るときに下に引くタオルが用意されています。
寝転がったり、少し体を動かしたりするので動きやすい格好の方が良いです。
私は運動用ではない普通の格好をしていきましたが、寝転がったときにベルトが邪魔という程度だったので動きにくいジーパンや、女性の場合はスカートでなければ大丈夫かと思います。
襖に描かれた絵は四季をイメージして描かれた作品です。
四季の間はレストランの別室としても利用可能で、食事会やお茶会の開催もできるようになっています。
アンバサダーと巡るHOTEL THE MITSUI KYOTOアートツアー
さらに10時からは「アンバサダーと巡るHOTEL THE MITSUI KYOTOアートツアー」というアクティビティに参加しました。
以下、ホテルの公式HPの説明です。
みなさまを玄関でお迎えする「梶井宮門」、三井家の歴史を語るうえで欠かせない「四季の間」、そして館内に散りばめられたたくさんの価値あるアート作品。そのひとつひとつを熟知したアンバサダーがお客さまを「アートの旅」へとご案内いたします。それぞれの遺構や作品の背景を知っていただくことで、HOTEL THE MITSUI KYOTO がこのホテルに懸ける想いを感じられるフリープログラムです。
アンバサダーの方に、ホテル内のアート作品や遺構について案内していただけるツアーになっています。
約45分のプログラムで、ホテル内をゆっくり見て回れることができる内容となっています。
詳細な説明は皆様も是非宿泊してアートツアーに参加して聞いてみてください。
アートツアーの最後に小さな巾着袋が貰えました。
サイズとしては、ホテルのカードキーよりも少し大きいくらいのものです。
HOTEL THE MITSUI KYOTOに宿泊した感想とか
ということでアクティビティも一通り楽しみ、後ろ髪を引かれる思いで11時30分くらいにチェックアウトしました。
HOTEL THE MITSUI KYOTOに宿泊した感想としては、「また絶対に行きたいホテル」ということです(既に次の予約を入れました)。
アクティビティが豊富にあって楽しめますし、サーマルスプリングでくつろげます。
ホテルの内装や調度品も素晴らしく、お部屋の快適さも抜群でした。
お食事に関してもレストランの雰囲気も良く、ディナー・朝食共に美味しかったです。
開業して間もないので少し不安はあったのですが、それを吹っ飛ばすような良いホテルステイとなりました。
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