消費税増税に伴い、キャッシュレスでの支払いでの還元事業が今年の10月から始まりました。
これに合わせて、クレジットカードやQRコード決済などを利用し始めてみた方も多いかもしれません。
楽天カードでキャッシュレス決済始めました、という方もいるかもしれませんが、11月23日から楽天カード・楽天Payの決済サービスのシステムの不具合が発生していました(現在は復旧済み)。
あの有名な楽天カードが使えなくなることがある、というのはインパクトが大きかったようです。
政府主導でキャッシュレスが推進されている現状ですが、キャッシュレスと現金について少し考えさせられる出来事だったように思います。
楽天カードの不具合は影響が大きかった
楽天カードは利用者が非常に多いクレジットカードです。
インパクトのあるテレビコマーシャルを打っており、楽天カードの会員数はなんと1700万人もいます(2019年3月末)。
このため、楽天カードが利用できなくなる、という状況は非常に影響が大きかったようです。
私の住んでいる近くのスーパーでは「楽天カードは現在使えません」という張り紙がレジのところにしてあったそう(同僚から聞きました)で、楽天カードの普及率の高さを感じました。
しかも、キャッシュレス化をまさに推進している所での不具合ですから、クレジットカードを使い始めて間もない人も不具合に巻き込まれたことが容易に想像できます。
会社で仲の良い方に楽天カードを勧めたら、発行することになったのですが、その人も発行してからすぐに楽天カードのシステムの不具合が発生し、カードの利用はできないし、楽天e-NAVI(楽天カードのweb会員サービス)は見れないし、という状態になっていまた。
サブ決済方法は用意しておく方が無難
楽天カードは初めてのクレジットカード&カードはこれだけしか持っていない、というケースも多いと思います。
ですが、システムの不具合が発生すると利用できなくなります。キャッシュレスでポイント還元がある今のご時世、キャッシュレスでの支払いができなくなるのは辛いところです。
このため、メインの決済方法以外にもサブの決済方法を用意しておく方が無難です。
例えば、楽天カードだけでなく、サブカードとしてリクルートカード、Yahoo Japanカードなどの他のクレジットカードも持っておく、LINE PayやPay PayなどのQRコード決済を持っておく、ということが大事です。
おサイフケータイがあれば、楽天EdyやモバイルSuicaといった電子マネーも使えるので心強いですね。
このように、メインのカードに加えてサブの決済方法を用意しておくことで、一つの決済手段が使えなくても他の方法でキャッシュレス決済できます。
キャッシュレス化しても最後の砦として現金は必要
キャッシュレス化してほとんど現金を使わない、という方も多く、かくいう私もその一人です。
ですが、現金は一定以上を持つように心がけています。
やはりキャッシュレスでほとんどの支払いができると言っても、楽天カードのようにサービスの不具合が発生することもありますし、支払いは現金のみというお店も多いからです。
なんだかんだ言って、最後の砦は現金です。
いくらキャッシュレスを推進しても、いついかなる時でも使える現金は最強の決済手段であることは間違いありません(ごく少数ですが、キャッシュレス決済のみお店もあるので昔ほどの強さはないのかもしれませんが)。
「キャッシュレスでお得」に振り回されすぎない
私は様々な支払い方法でお得に生活できないかを模索していますが、時に数%や数十円の還元のために、こんなに労力掛ける必要はなかった、、、とか思うこともあります。
もちろん、上手く利用すれば節約になりますが、固定費の見直しや無駄遣いを減らすといった真っ当な方法で節約する方が良いときもあります。
社会人になりたての頃はキャッシュレス決済なんて全く興味がなく、お金もできるだけ使わない生活でした(お金を持っていなかっただけですが)。
キャッシュレスでお得か、現金払いで上手に節約のどちらが良いか、というのは難しいですが、一番良いのは上手にキャッシュレス決済と現金を自分のライフスタイル合わせて使いこなす、ということだと思います。
まとめ
だらだらと書いてきましたが、言いたいことは、
- キャッシュレス決済は便利だけど使えなくなることもある
- キャッシュレス決済はお得だけど、お得に乗じて無駄なものを買っていないか注意が必要
- キャッシュレス化が進んだ今でも現金は未だに最強の決済手段(だと思う)
ということです。
このブログでは、お得な決済方法やポイントの活用方法を紹介していますが、私自身もキャッシュレス決済をさらにうまく使いこなせるように精進していきます。
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