皆さんは海外へ行かれる際は日系の航空会社を利用されていますか?それとも海外の航空会社を利用の方が多いでしょうか?
私のお勤め先では出張の際は可能であれば日系の航空会社を選ぶのが慣例になっているのですが、やはり航空会社を選ぶなら日系の会社を選ぶべきだ、というのを実感できた出来事がありました。
アメリカ出張に行った帰りのときのこと。その際は上司二人との3人旅でした。
アメリカ出張の帰り UA便の遅延
出張の帰りの便は、アメリカ国内の空港からユナイテッドの国内線でロサンゼルス空港まで飛んで、そこからANAで成田空港まで飛んで帰国する予定でした。
しかしながら空港でチェックイン後、ユナイテッドにありがちな遅延拡大によって、予定していたNH便に間に合いそうにありません。。。ユナイテッド便の国内線に乗る段階で乗り継ぎ不可なのは分かっていたため、上司が速攻でANAのデスクに電話していました。
どうやら、次の便に振り替えは可能のようだが、チェックインを取り消しが必要だとか。取り消さないと次の便への振替ができず、チェックイン取り消しができるのは、ユナイテッド便にチェックインする際にANA便の方まで発券できてしまったのが問題だったようです。
ユナイテッドのカウンターに行ってチェックインを外してくれとお願いしたが、大丈夫だみたいなことを言われてLAX着いてから手続きするように言われてしまう始末。
対応が雑だなぁーと思いつつ、私は英語力もないのでとりあえずユナイテッドの搭乗カウンターでの交渉をあきらめ、国内線でLAXまで飛びました。
ロサンゼルス空港に到着したが、、、
2時間ほどの遅延でロサンゼルス空港到着。ですが、予定していたANA便はすでに出発した後でした。やはり国際線の乗り継ぎは3時間以上は見ておかないといけませんね。。。今後フライトの手配は気を付けようと肝に銘じました。
まずはANAのカウンターを探すために、空港内を歩き回ったのですが、ない!ANAのカウンターがない!
路頭に迷っているとJAL便がちょうど出発のタイミングでJALの地上スタッフの方がカウンターにいました。
日本語の通じるJALの人にどこに行けばANAの方と相談できるか、聞いてみよう。ということで私たち三人は恥を忍んで、ANA便を利用予定なのにJALの搭乗口カウンターに突撃しました。
なんてこった。。。
しかし、ANAのデスクの電話とのやり取りで次の便が確保できている保証もなかったので、JALの方にもう少しお願い事を。
少しお待ちください。ANAのお友達に連絡してみますね。
スマホを取り出し、電話を始めるJALのお姉さん。数分の電話ののち。。。
ご丁寧にカウンターの場所やその他制限区域内で待っている方がいいことなど、教えていただきました。LAXのような空港だと搭乗口のカウンターは色んな航空会社が使用するため、出発が完了すると搭乗口のカウンターやチェックインのカウンターはすぐに閉めるようです。
NH便の利用者なのに親切に対応してくれるJAL地上スタッフさんに感動しました。しかも、ANAの方にプライベートな電話で連絡を取ってくれるという神対応。
不慣れな海外で日本語が通じるってこんなに楽で、しかも日系の航空会社は親切すぎる! って気持ちになりました。
とりあえず次の便のカウンターがオープンするまでLAXの制限区域内で時間を潰すことに。時間を潰している間にANAデスクが対応してくれていたのか、新しい便の予約情報がANAのアプリの方に表示されるようになりました。一安心。
次のANA便は深夜便
次の便は深夜便ということで約12時間後ということでひたすら時間を潰してANAのチェックインカウンターへ。ANAの地上スタッフに状況を説明して、席を確保してもらいました。
やはりというか、ANAの地上スタッフさんには遅延で乗り遅れたことは伝わっていませんでした。振替の便はほぼ満席だったようで、席の確保にやや時間がかかりました。やはりUAのカウンターでチェックインを外しておいてもらうべきだったようです。
といっても地上のスタッフさんに伝わっていないにも関わらず、席を確保してくれたのには大感謝です。さらに次の便とか言われたら、マジ泣きするレベルでした。。。
今回の教訓
国際線乗り継ぎは最低3時間以上は必要。日系の航空会社はいざという時に頼りになる。以上!