大手コンビニチェーンでお得になるクレジットカードとその使い方をご紹介 セブンイレブンでの利用は一工夫で還元率がアップします

昔に比べてコンビニのサービスや商品が充実したこともあり、ちょっとお出かけ前に飲み物を買いに、出張中の朝ごはんやお昼ご飯を買いに、淹れたてのコーヒーを飲みたくて、etc、色々なシ-ンで利用されるようになったコンビニですが、電子マネーやクレジットカードが確実に使えるというのもコンビニの強みです。

しかしコンビニはチェーンごとにそれぞれクレジットカードの提携しているため、チェーンによってお得なクレジットカードが違います。そこで今回は、大手コンビニチェーンのセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3社についてお得にお買い物できる方法をまとめてみました。

セブンイレブン

セブンイレブンはコンビニチェーンで店舗数第一位であり、全国各地に多くの店舗を展開しているので、出先でも立ち寄る可能性の高いコンビニです。

弁当や総菜類も非常にクオリティーが高く、普段から利用されている方も多いのではないでしょうか。私の家の周りにもセブンイレブンが多いのでよく利用しています。

リクルートカードでnanacoチャージしてクオカード購入で実質3%還元

セブンイレブンは最もお得な支払い方法は、リクルートカードでチャージしたnanacoでクオカード購入してクオカードで支払う、になります。

セブンイレブンではクオカードを販売しており、10,000円で10,180円分のクオカードを購入できます。このため、クオカードの購入だけで実質1.8%の還元率になります。

クオカードの購入は金券類の購入にあたるので支払いは現金かnanacoになり、支払いではポイントの獲得はありませんが、nanaco払いにすればnanacoにチャージしたときにつくポイントが獲得可能です。

nanacoへのチャージで還元率が最も良いのはリクルートカードの1.2%となります。

この方法は3.0%という最大還元率をたたき出せますが、面倒なのが最大の弱点です。まずリクルートカードでnanacoに予めチャージしておき、セブンイレブンに行った1万円分のクオカードを購入して、クオカードで支払う、というプロセスになります。

一度に1万円分買わないといけないし、nanacoにチャージも必要で、クオカードの残額がなくなったら買い足す必要もあるので、手間がかかる割に旨味の少ない方法です。

なので、少し還元率は下がりますが、次に紹介する楽な方法をおすすめします。

JCBカードWとQUICPay(nanaco)の合わせ技で2.5%還元

   

JCBカードWをnanacoのQUICPayに紐づけて、QUICPay(nanaco)で支払う方法です。

JCBカードWは通常の還元率は1%ですが、セブンイレブンの利用では2%の還元率になります。これでも十分お得ですが、JCBカードWをnanacoのQUICPayに紐づけて、QUICPay(nanaco)で支払うことによってnanaco側のポイントの0.5%分も貰えるようになり、合わせて2.5%の還元率(※)になります。。

QUICPay(nanaco)は一度クレジットカード(JCBカード W)をnanacoのQUICPayに紐づけすれば、nanacoさえあれば支払いできるので非常に楽ちんです。しかもnanaco払いでボーナスポイントがもらえる商品をQUICPay(nanaco)で支払っても購入してもボーナスポイントがもらえます。

注意事項

実際にはnanacoのポイント対象が税抜き価格であったり、支払いの端数などの影響で還元率としては2.5%から0.02%~0.1%程度は下がります。 

ボーナスポイントは還元率が非常に良いので、上手に使えば上述のクオカード払いの還元率と遜色ありません。

ANA JCBカードなら1.75%マイル還元率

ちなみにANAマイルを貯める場合はANA JCBカードをQUICPay(nanaco)に紐づけてQUICPay払いがおすすめ。

ANA JCBのマイル還元率1%に加えてANAカードマイルプラスで0.5%、nanacoで0.25%のマイルに交換できるため、理論上1.75%の還元率となります(※上述した同様の理由で実際にはもう少し低い)。しかもnanacoのボーナスポイントがある商品を買えば、nanacoのポイントも入るので、非常にお得です。

ANA JCBカードであればどのカードでも可能であり、ANA To Me CARD PASMO JCB(いわゆるソラチカカード)でもこの技は使うことができます。

ファミリーマート

コンビニチェーンで店舗数第二位のファミリーマート。昔からTポイントが貯まるお店としても有名で、ファミチキ、ファミマプレミアムチキンは時々食べたくなります。

ファミマTカードで2.5%~3.5%還元を狙う

通常利用のポイントが0.5%の還元率で、ファミマ利用ではTカード掲示分で+0.5%となり、合計で1%の還元と少し還元率は低めです。ただし、火曜日と土曜日(カードの日)にファミマでカード利用すると還元率が2.5%と大幅にアップします。

また、ファミランクでゴールドまで行けば常時+1%となるので、火曜土曜日は最大3.5%の還元率をたたき出せます。

ファミランクについて

ファミマランクは前月のファミマ利用額で決まり、シルバーなら、5000円~14,999円、ゴールドランクは15,000円以上の利用が必要となっており、ヘビーユーザー向けです。シルバーなら還元率が+0.5%、ゴールドなら+1%となります。 

しかし、ファミマ以外の還元率がイマイチである点、国際ブランドがJCBのみである点、最大還元率を出すためには曜日限定という制約がある点を考慮すると、ファミマのへビーユーザーではないとファミマTカードは使いにくさがあります。

Yahoo! Japanカード(YJカード)で常時1.5%還元

ファミマTカードの代わりになるのがYJカード。還元率はどこで利用しても1%で、かつTポイントカードの機能もあるので、ファミマなら最低1.5%の還元率となっており、使いやすいカードです。

Tポイントが貯まるお店はファミマ以外にも数多くあり、TSUTAYA、ウエルシア、吉野家、牛角など挙げればきりがないほどあり、YJカードはクレジットカードの利用で1%を貯めつつ、Tポイントカードの機能でポイントを貯められる非常に便利なカード。私もファミマではYJカードでの決済にしています。

YJカードの場合は国際ブランドもVISA、MasterCard、JCBから選択可能ですし、nanacoのチャージで0.5%と少ないながらもポイントが付くのも優秀な点です。

ローソン

ローソンは店舗数第三位のコンビニチェーン。Lチキ美味しいですし、マチカフェと銘打って推しているコーヒーやスイーツもレベルが高いです。

dカードで実質5%還元

ローソンはdカードが圧倒的にお得です。ローソンでdカードを利用すると、3%OFF + dポイント2%還元があるため、実質5%OFFで買い物ができます。ローソンのポイント制度はPontaにも関わらず、dカードの方がお得になるという不思議な状態になっています。

Pontaポイントはローソンの商品と引き換えることができるので、別の方法で集めたPontaポイントを商品に交換するのがお得です。例えばリクルートカードは還元率1.2%でPontaポイントを貯めることができるので非常にお得です。

Ponta狙いならリクルートカードで楽天Edyにチャージして支払い、ポンタカード掲示で2.7%還元

Pontaポイントを多く貯めるのであれば、この方法が最も貯まりますが、dカードの威力が凄すぎて還元率が貧弱に見えます。ただし、上述のようにPontaポイントは商品交換で威力を発揮しますので、使い方次第ではお得です。

ローソンヘビーユーザーならローソンのお買い物はdカードを利用して、ローソン以外はリクルートカードを利用し、集めたPontaポイントで商品を交換するパターンがお得になります。

まとめ

各コンビニチェーンで最高還元率の出し方が違うのでややこしいですが、

JCBカードW(セブンイレブン用)

YJカード(ファミマ用)

dカード(ローソン用)

の3枚は常時還元率が1%かつ年会費無料のカードなので、普段使いでも利用することでお得になります。

JCBカードWは入会の年齢制限あり

JCBカードWは39歳以下でないと入会できないという制限があるため、ご注意ください。 

還元されるポイントはカードごとによって違うので、ポイントの利便性も考慮が必要ですが、いずれも利用しやすい共通ポイントもしくは共通ポイントに交換可能です。

利用頻度の高いコンビニチェーンがあれば、そのチェーンに対応したカード発行しておくことをおすすめします。

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