ANAのマイルを貯めていると、特典航空券の発券のためにもう少しだけマイルがほしい!という状況があると思います。
そんな時に役に立つのが、マイルを購入する、という考え方です。国際線の特典航空券などは1マイルの価値が高いので、少々高くても購入した方がお得という場合にも多くあります。
しかし、ANAのマイルは直接ANAから購入することはできませんし、他人からマイルを譲渡・移行してもらうこともできません。
そこで、ANAのマイルを直接購入するのではなく、ポイントを購入してそれをANAのマイルに交換することで実質的にマイルを購入する(バイマイルする)方法が存在しています。
実はスマホ版のドットマネーモールというサイトには、高額な月額課金のコンテンツ購入することで、ポイントが貰えるコンテンツが存在しており、実質的にポイントが購入となっています。
ドットマネーのポイント(マネー)は様々なポイントに交換可能となっており、最終的にはANAのマイルにも交換可能です。
しかも最大81%の交換レートでドットマネーからANAのマイルに交換することが可能で、1マイル当たりの単価にすると1マイル=1.23円で購入できる計算になります。
このため、ドットマネーモールでポイントを実質的に購入してANAのマイルに交換することでマイルを購入(バイマイル)して、国際線の特典航空券などマイルを高い価値で使うと、とてもお得です。
この記事ではドットマネーモールで購入したポイント(マネー)をANAのマイルに交換して、バイマイルを行う方法を紹介いたします。
目次
ドットマネーモールの月額課金コンテンツは月末~月初めにポイントUP
ドットマネーモールでポイントを購入する方法は以下の記事で解説しています。
ドットマネーモールの月額課金のコンテンツは月末から月初めにかけてポイントがアップし、1ポイント=1円での購入が可能になるパターンが多いです。
月額課金コンテンツに申し込むので、ポイントが付与されたら即解約が基本です。
解約を忘れると翌月も課金されます。つまり、10,000円で10,000ポイント貰えるコンテンツを申し込んで解約を忘れると追加で10,000円(計20,000円)と取られてしまい、10,000ポイントのために20,000円を支払う羽目になります。
このような事態に陥ると、ポイントの購入で大損することになりますので注意が必要です。
このポイント購入方法はノーリスクではない点をご理解いただき、実践される場合は自己責任でお願いいたします。
実際にドットマネーモールでポイント購入をする場合の注意点を列挙しておきます
- 申し込む前にポイント付与条件を確認する。(再申し込みでもOKなコンテンツと不可のコンテンツがあります)
- 申し込んでポイントが付与されたら、すぐ解約する。
- 月末のポイントアップのタイミングに申し込む際は、月初に同じコンテンツに申し込んでいないことを確認する。
- 月末のポイントアップのタイミングに申し込む際は、日をまたぐ前に解約できる時間的猶予があることを確認する。課金は月締めなので、31日でコンテンツ購入するとその時点で課金され、翌月1日まで契約状態だと翌月分も課金されてしまう。
- 申し込みから解約まではこまめにスクショを取るか、まとめて動画を取っておくとよい。(解約がwebでできなかったときの保険)
- 解約が簡単なコンテンツからチャレンジする(うざたん、コレクト彼氏、よむよむアニメなどが簡単です)
- 支払いはクレジットカード。VISA, MasteCardは使える、JCBも大体使えるが、アメックスは使えないことが多いという点には注意。
- 申し込みが確定する前にドットマネーモール側のポイント数が下がると、付与されるポイント数も下がったポイント数になるため、購入ページに遷移してからはできるだけ素早く申し込む。
ドットマネーからANAのマイルへの交換ルートは三つある
ドットマネーモールで実質的に購入したポイント(マネー)をANAのマイルに交換するルートは大きく分けて3つあります。
もちろん、以下で紹介するルート以外も効率を度外視すればあるのですが、まったくお得ではないので紹介は省きます。
では、ドットマネーからANAのマイルの交換方法をご紹介します。
JQ-ソラチカルートは81%で交換可能(1マイル=1.23円でバイマイル)
ドットマネー⇒Tポイント⇒JRキューポ⇒Gポイント⇒LINEポイント⇒メトロポイント⇒ANAマイル、というルートです。
- 81%で交換できるので効率的
- 既に持っているTポイントがあれば、それも活用可能
このルートのメリットは交換レートの高さです。81%で交換できるのは非常に効率的でバイマイルと考えると1マイル=1.23円になります。
また、Tポイントを経由しているので、Tポイントを持っていればそれもあわせてANAのマイルに交換できる点はメリットと言えます。
- クレジットカードが2枚必要
- ポイント交換が6回も必要
- 月に18,000マイルの交換上限がある
一方で、6回の交換が必要かつ、JRキューポ⇒Gポイントの交換ではJQカードが必要、メトロポイント⇒ANAマイルではソラチカカードが必要で計2枚のクレジットカードが必須になります。
しかもメトロポイント⇒ANAマイルでは月に18,000マイルしか交換できないので、大量にポイントを購入しても交換しきれないという問題があります。
JQ-ソラチカルートは交換レートは良いけれども、交換回数と交換上限がネックになるルートです
ANA TOKYUルートは75%で交換可能(1マイル=1.33円でバイマイル)
次に紹介するのは最近できたANA TOKYUルートでの交換です。
ドットマネー⇒TOKYUポイント⇒ANAマイル、というルートでの交換です。
- 2回の交換でANAマイルに交換可能
- ソラチカルートには劣るものの75%でANAマイルに交換可能
- 交換上限が月75,000マイルであまり気にしなくてよい
ANA TOKYUルートのメリットは交換回数の少なさと、交換上限が高いことです。
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA TOKYUカード)が必要
デメリットらしいデメリットはなく、TOKYUポイント⇒ANAマイルの交換でANA TOKYUカードが必要な点くらいです。
ANA TOKYUルートは交換レートとしてはソラチカルートに劣りますが、それ以外ではANA TOKYUルートの方が良い点だらけで非常に良い交換ルートとなっています。
Ponta-LINEポイントルートは62.5%で交換可能(1マイル=1.48円でバイマイル)
ドットマネー⇒リクルートポイント(Ponta)⇒LINEポイント⇒メトロポイント⇒ANAマイルというルートです。
一応このルートでソラチカルートに乗せることが可能で、必要なクレジットカードもソラチカカードのみという点はメリットです。
しかし、交換レートがルート全体で62.5%と悪い点や交換上限が18,000マイルである点はデメリットですし、Ponta⇒LINEポイントの交換が120ポイント単位でしかできないので、10,000ポイントを交換するだけでもとてつもない時間がかかります。
以前にPontaポイント6,000ポイントをLINEポイントに交換しましたが、30分程度はかかりました。
このような事情からPonta経由でANAのマイルにはできるけど、オススメはしないルートです。JQ-ソラチカルートか、ANA TOKYUルートを利用しましょう。
まとめ
バイマイル自体はこの方法以外でも可能ではありますが、ANA TOKYUルートができたことで毎月75,000マイルまでは1.33円で購入できるようになりました。
ANA TOKYUルートは多くのマイルを購入する場合、最もマイル単価を安く抑えることができる方法となっており、しかも交換が2回しかないので比較的早くマイルを手に入れることができる非常に優秀なルートです。
特典航空券を発券するにはマイルが足りていないけど、すぐに欲しい場合はドットマネーモールとANA TOKYUカードを組み合わせてバイマイルがおすすめです。
ただし、ドットマネーモールの月額課金コンテンツは罠が多いので、そこだけは注意しましょう。
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